みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
前回は、SFC修行の計画の立て方に関して、OKAタッチについて解説させていただきました。
今回はそれに引き続き、国際線の修行ルートに目を向けていきたいと思います。
SFC修行に使える国際線
カギとなるのは路線倍率
まずは、以下の図を見てください。
これは、プレミアムポイントの計算方法を表しています。
このうち、フライトマイルと搭乗ポイントについては、高い運賃やクラスで予約するほど多く獲得できるということは想像が容易にできることでしょう。
ここで、SFC修行を行っていく上でカギとなるのが、「路線倍率」です。この路線倍率は、 通常は1倍ですが、国内線が2倍、ANA運航便のアジア・オセアニア・ウラジオストク路線が1.5倍となっています。
もともとのフライトマイルが大きい国際線の場合、この路線倍率1.5倍というのは非常に大きいものになります。
そのため、PP単価を意識してSFC修行を行う場合、この路線倍率がポイントになってきますよ。
東南アジア路線がおすすめ
その中で、便数等の利便性やPP単価を考えると、東南アジア路線、特にシンガポールやクアラルンプール路線がおすすめになってきます。
旅程例とPP単価
続いては、これらの路線で旅程例を示し、PP単価を計算してみたいと思います。
なお、必要最低旅行日数の関係で、金曜日の夜に出発し、中1日を現地で過ごし、日曜日に帰ってくるという日程でのシミュレーションとなっています。
シンガポール路線
まずは、シンガポール路線からです。
①エコノミークラス(クラスS)利用
運賃:65870円
獲得できるPP:4968PP
PP単価:13.26円
②プレエコ(クラスN)利用
運賃:120870円
獲得できるPP:7754PP
PP単価:15.59円
③ビジネスクラス(クラスZ)利用
運賃:255870円
獲得できるPP:13220PP
PP単価:19.35円
クアラルンプール路線
続いて、クアラルンプール路線です。
①エコノミークラス(クラスS)利用
運賃:73240円
獲得できるPP:5006PP
PP単価:14.63円
②プレエコ(クラスN)利用
運賃:128240円
獲得できるPP:7808PP
PP単価:16.42円
③ビジネスクラス(クラスZ)利用
運賃:257500円
獲得できるPP:13316PP
PP単価:19.34円
国際線のPP単価は良くない
ここまで見てきたように、一番PP単価の良いシンガポール路線のエコノミークラス利用でもPP単価が13円台となっており、決して優れた数字ではないことが分かるでしょう。
このように、インター絡みでSFC修行の計画を立てる場合には、単純に予約するだけではPP単価の面では厳しい面があります。
しかし、いくつかの工夫をすることで、劇的にPP単価を改善することのできる手段があるため、次回以降はこのあたりを話していきたいと思います。
まとめ
今回は、SFC修行における国際線の利用のうち、東南アジア路線を取り上げ、シンガポール路線とクアラルンプール路線を用いて、PP単価のシミュレーションを行ってみました。
今回紹介させていただいた通り、東京=シンガポール・クアラルンプールの単純往復では、PP単価があまりよくないです。
ですが、ある工夫をすることによってPP単価をよくする方法が存在しています。
その点については次回・次々回で紹介していきますので、お楽しみに。