みなさん、おはこんにちばんは!
杜くまです。
今回は弾丸24時間で三重県の津まで基本情報技術者試験を受験しに行き、その流れで伊勢神宮を観光した弾丸旅行を振り返っていきたいと思います。
この弾丸旅行は今思い出してもダッシュを何度を繰り広げた慌ただしかった思い出が甦ってきます。
そもそも、なぜ津まで受験に行ったのか…
そもそもの話になりますが、基本情報技術者試験の仕組みを知っている方はなぜ仙台に住んでいる杜くまが津まで受験しに行く必要があるのかと疑問に思うと思うので、経緯からお話しておきます。
基本情報技術者試験は、2022年度までは1年のうちに2回(春季と秋季)の約2か月間に渡る受験期間があり、その間に午前試験・午後試験の両方に合格する必要がありました。
※現在は通年開催のようです。
実施はCBTで行われるので、基本的に1都道府県に1会場以上用意されています。
杜くまの場合、2022年の秋季に受験をしたのですが、受験期間が始まってすぐの10月の頭に仙台の会場で午前試験を受け、合格した状態でいました。
その後、授業や研究活動が忙しくなったこともあり放置してしまっていたのですが、11月中旬になり受験期間の終了が近づいていることに気付き、午後試験の予約を行おうとしました。
しかし…
仙台会場の空きが全くない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
唯一行けそうな日程で空きがあったのは、八戸・津・徳島あたりのみという状況でした。
一般人でしたらそこで受験を諦めてしまうと思いますが、そんなことで受験料をパーにはしたくないという思いで何とかどこかに受けに行こうと決意しました。
八戸だと新幹線で往復2万円、津ならセントレアから電車だなぁと思っていると、なんとちょうどその週に仙台=中部路線がトクたびマイルの対象路線となったのです!!
ANAマイルを貯めていてよかったぁと思った瞬間でした。その後すぐに往復の航空券を予約し、24時間弾丸での津行きが決定をしました。
24時間弾丸旅行!津行きのドタバタ記録
そんなわけで急遽決まった津行きの旅行を振り返っていきます。
ANA370(仙台→中部)
某日の火曜日夜、6時ごろまでの授業終わりに仙台空港アクセス線に飛び乗り仙台空港へ。
仙台空港の制限区域内にあるだし廊で夕食。仙台市内では有名店で大学帰りに毎回通るお店なのですが、実際に食べたのはこれが初めてでした。
だしの効いたスープが非常に奥深い味で美味しかったです。
腹ごしらえを済まし、20:25発のANA370便でセントレアへ向かいます。
隣は空席でしたがまあまあの搭乗率。
21:53にセントレアに無事到着。
ここからこの旅の忙しさがスタートしました。
21:59:降機&バスに乗車
22:03:バスを下車し、ターミナル到着
22:07:ミュースカイ(最終便)乗車
バスを降りてから4分です。荷物は預けていなかったので手荷物受取所をダッシュで通過。駅に向かう通路もダッシュで通過。改札通過は発車の1分前。
ギリギリ最終のミュースカイに乗車をすることができました。
まったりと息を整えながら名古屋駅に到着。
ホテルに向かう途中ではクリスマスイルミネーションが各所にありました。
趣のある川もありました。
この日は「ダイワロイネットホテル名古屋納屋橋」に宿泊。このホテルでの様子は以下の宿泊記をご覧ください。
https://miller-morikuma.work/entry/hotel-daiwaroynet-nayabashi-record
特急伊勢志摩ライナーで津へ
翌朝、近鉄特急の伊勢志摩ライナーで津へ。
せっかくならばとデラックスシートに乗車してみました。
そして人生初の三重県に上陸。
無事に試験会場にたどり着き、試験を受けることができました。
昼食はご褒美のうなぎ
時刻は13時前。
津ではうなぎが1つの名物でもあるようだったので駅前の大観亭支店 津駅西口店へ。
上丼(¥2150)を注文。うなぎにしてはコスパのいいお店でした。
ご飯の量も非常に多く、満足感たっぷり。うなぎも関西風のパリパリの皮で初めてでしたが美味しかったです。
せっかくだからと伊勢神宮へ…
このまま名古屋に帰ってもよかったのですが、せっかくならばと1度は行ってみたかった伊勢神宮へ。
この決断が後に自分を苦しめるとは知らずに…。
近鉄特急で五十鈴川駅へ。
そこからバスに乗車し内宮に到着。今回は時間の関係で内宮のみの参拝。
非常に天候に恵まれ、観光日和でした。
約30分で正宮での参拝まで行い、
参道を少し散策。
おしゃれなスタバも発見しました。
そしてバスで伊勢市駅まで戻ってきました。まさか帰れなくなっているとは知らずに…。
1つ前の宇治山田駅で降りる人も多くいたのですが、もしここで降りていたら完全に今日中の帰宅は詰みになっていたので偶然ながらもいい選択をしました。
近鉄運転見合わせで大ピンチ!飛行機に間に合うのか!?
この日は、以下のようなルートでセントレアまで戻る予定でした。
特急しまかぜという観光列車のプレミアムシートを予約し、優雅に近鉄名古屋駅まで戻る予定でいました。
がしかし、伊勢市駅に着くと改札前に大勢の人だかりが。
状況を確認すると伊勢市と津の間の区間で踏切事故が発生し近鉄が運転を見合わせているとのこと。これでは帰れませんね…。
この時、駅員からのアナウンスが入ります。
「近鉄で名古屋方面に向かう予定であった方はこのままあちらに停車中の列車にご乗車ください。まもなく発車いたします。」
伊勢市駅は近鉄とJRのどちらも停車する駅なのですが、ふと改札の向こうを見るとJR快速みえの名古屋行の電車が停まっています。
通勤時間の山手線並みのぎゅうぎゅう詰めの状況が見えたので恐ろしかったものの、何人かとともに飛び乗り。
近鉄と並行して走るJRに乗車をし、なんとか津方面に向かって動き出しました。
もし、伊勢神宮からのバスを1つ前の宇治山田駅で降りていたらJRに乗るという選択を取ることはできなかったので命拾いしました。
そんな安心は束の間。このJRは何時に名古屋に着くのかと心配がやってきました。
セントレア19:45発の便に搭乗するので、名鉄名古屋駅18:19発のミュースカイに乗る必要がありました。
この乗車した快速みえは予定通り行くと名古屋駅に18:06着。しかし、伊勢市を発車した時点で10数分遅れ、その後の徐行運転のため松阪駅に着くころには20分ほど遅れていました。
このまま行くと間に合わないと悟り、ここでとれる選択肢は以下の3つだと即座に考えました。
- 津駅で下車し、フェリーでセントレアへ
- 津駅で下車し、近鉄特急に乗り換える
- このまま名古屋駅まで乗車するのに賭ける
まず1つ目は、名鉄名古屋駅のコインロッカーに荷物を入れてきてしまったので却下。2つ目と3つ目で可能性の高い方に賭けようと思いました。
近鉄の走行位置を確認すると、大阪方面から来る列車は通常通り運行していそうだったので、2番目の選択肢を取ることに決め、17:17ごろに津駅で下車。
そして、17:24発の近鉄特急ひのとりに乗車しました。
もうこの時点で疲労困憊だったので、プレミアムシートを予約。
ゆりかごシートのようなまったりとしたシートで名鉄名古屋駅を目指しました。
予定通り18:10頃に近鉄名古屋駅に到着。
コインロッカーに預けた荷物を回収し、名鉄名古屋駅18:19発のミュースカイになんとか乗車をすることができました。
ANA369(中部→仙台)
以上のようにいろいろとバタバタしましたが、なんとかセントレアに戻ってくることができ、搭乗前に名古屋コーチンの親子丼で名古屋を感じ、旅行割のクーポンを消費することもできました。
そして何よりも無事に予定通りの便に搭乗することができました。
19:45発のANA369便で仙台空港に戻ります。
この写真がブレブレなことから慌てて乗ったことを察することができるかと💦
往路よりは空きの多いフライトでした。
いろいろトラブルはありましたが、無事に仙台に到着。
伊勢神宮からのバスで宇治山田駅で降りずに伊勢市駅まで行ったこと、JR快速みえに乗れたこと、津駅で近鉄特急に乗り換える決断をしたこと。
いくつかの偶然や決断の結果、無事に到着できて非常に疲れましたがいい体験でした。
試験も無事に合格(ギリギリ)でき、何もかもがギリギリセーフの道中となりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
仙台を飛び立ち、仙台に降り立つまで約24時間の弾丸の津行き。結果的には主目的であった試験も(ギリギリ)合格することができ、1度は行きたかった伊勢神宮も参拝することができ、忙しいながらも充実した丸1日でした。
その中身を振り返るとたくさんトラブルもありましたが、すべてギリギリを乗り越え、何とか無事に帰ってくることができたこと、これで十分ではないかと個人的には思っています。
また同じことを体験したいかと言われると絶対に避けたいですけれどもね。
間違いなく、こういった旅行におけるトラブルに対する柔軟な対応力は身についてきていると自負できる1つのエピソードかなと今振り返っても思います。