ハワイ

ハワイの鉄道「スカイライン(Skyline)」がついに部分開業!

みなさん、おはこんにちばんは!!

杜くまです。

当ブログでも進捗を随時追ってきていたハワイの鉄道プロジェクトである「ホノルル・レール・トランジット」。

当初の開業予定よりも大幅に遅れ、ハワイタイムを感じていましたが、「スカイライン(Skyline)」という正式名称となり、ついに2023年6月30日に部分開業されました。

今回は、このスカイライン(Skyline)の部分開業について取り上げさせていただきます。

「ホノルル・レール・トランジット」プロジェクトについて

それでは、まずはハワイの鉄道プロジェクトである「ホノルル・レール・トランジット」プロジェクトについて簡単に振り返っておきたいと思います。

この「ホノルル・レール・トランジット」プロジェクトについては、当ブログでも開設当初から注目し、行方を追ってきていました。

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イーストカポレイ駅とアラモアナセンター駅の間、20マイル(32km)を21駅で結ぶ計画で、フリーウェイであるH1をはじめとした交通渋滞が慢性化している状況を改善する効果が期待されています。

「ホノルル・レール・トランジット」の計画ルート

 

上の図のルートを確認すると、H1に沿ったルートが計画されていることからも上記の狙いが見て取れます。

一方で、このプロジェクトは順調に進んでいるとは言い難く、資金不足で工事が遅れたり、それに伴って開業が遅れたり、計画ルートが短縮されたりと問題が続いている現状にあります。

実際、2020年に私がハワイを訪れ、パールリッジに行った際にはすでに高架が完成していたので、そろそろ開業かなぁと思っていたのですが…。

それからコロナ禍による財政難や高架の劣化?があるなどなかなか開業まで行かず、2020年下半期→2021年→…と開業日がずるずると後ろ倒しされてきました。

 

スカイライン(Skyline)と銘打って2023年6月30日に部分開業

以上の「ホノルル・レール・トランジット」プロジェクトですが、当初の予定より遅れること数年…。

正式名称が「スカイライン(Skyline)」となり、ついに2023年6月30日に部分開業されました。

今回の開業区間はイーストカポレイ駅~アロハスタジアム駅間

今回の部分開業の区間は、イーストカポレイ駅~アロハスタジアム駅間となります。

下の図で言うと、赤い2駅の間になりますね。

ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港よりも西側エリアになります。

イーストカポレイ方面は住宅地となっているため、地元の方には大きな影響があるかもしれません。

 

観光客への影響は?

それでは、このスカイラインの部分開業は観光客に影響はあるのかを解説していきます。

結論から言いますと、あまり影響はないと思います。

というのも今回の開業区間は前述の通り、イーストカポレイ駅~アロハスタジアム駅間であり、ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港よりも西側(つまり、ワイキキとは逆側)であるためです。

あまり観光客が多く訪れるような場所ではないので、現状の部分開業は地元の方以外への大きな影響はないかと思われます。

一方で、ハワイ通で西側にもTheBus(路線バス)で訪れる一部の方は影響を受けることがあるので注意が必要です。

このスカイラインの部分開業に伴い、2023年7月1日よりTheBusの一部系統の運行ルートに変更がありました。変更された系統及びルートは以下のサイトを参照してください。

個人的に一番影響があるのはパールリッジにTheBusで訪れる方かなと思います。

これまではワイキキから20番バスもしくは42番バスで行くことができましたが、このうちの20番バスはパールリッジ行き→アロハスタジアム駅止まりになりました。

その他にもA番バスがワイパフ行き→パールリッジ止まりに変更になったりしているため、注意が必要です。

 

今後への期待

スカイラインの今後の見通しですが、2025年にアロハスタジアム駅~ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港駅~ミドルストリート(カリヒ・トランジット・センター)駅までが開業する予定となっています。

この開業後はスカイラインがホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港に直結するということで、空港西側のアクセスが大きく変化しそうですね。

また、東部のカリヒ・トランジット・センターは多くのTheBusの系統が乗り入れる乗り換え(ターミナル)停留所となっているため、TheBusのさらなる運行ルートの変更があり、観光客への影響も少しずつ出てくると考えられます。

その後の見通しは未定ですが、ダウンタウン方面までは2031年ごろの開業、将来的にはアラモアナセンターまでの延長が見込まれています。

ここまでの開業はかなり先になると思いますが、全線開業後はオアフ島の交通事情が大きく変わることが考えられるので、今後の状況にも注目していきたいですね。

 

まとめ

今回は、ハワイの鉄道「ホノルル・レール・トランジット」がスカイライン(Skyline)として2023年6月30日に部分開業を迎えた点を取り上げさせていただきました。

今回の開業はイーストカポレイ駅~アロハスタジアム駅間というオアフ島の中でも西部エリアでホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港よりも西側の区間なので、基本的にはあまり観光客への影響はないかと思います。

しかしながら、この部分開業によって一部のTheBusの系統の運行ルートに変更があるため、利用者は注意が必要です。

2年後にはホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港を跨いでカリヒ・トランジット・センターまでの開業が見込まれており、この開業によって交通事情に大きな変化が生まれるかもしれません。

ハワイタイムなので予定通り開業が進んでいくかどうかは何とも言えませんが…、今後もこのスカイラインの状況はご報告していければと思っています。

 

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