SFC・DIA修行

乗継便利用でPP単価を安くすることは可能か!?

みなさん、おはこんにちばんは!!

杜くまです。

先日、SFC修行の海外発券において、エコノミーのクラスMのPP単価が安くて便利という話をさせていただきました。

SFC修行の海外発券はエコノミーのクラスMがおすすめSFC修行のインター修行を行う場合、海外発券のクラスMがお得な場合があります。特に、KUL発券の北米往復を行う場合、エコノミークラスのクラスMを利用すると、PP単価が9円台になるという設定があります。...

そこでふと考えたことを今回のテーマとさせていただきました。

KUL発ニューヨーク往復はシカゴ経由がお得!?

先日の記事の中で、SFC修行における以下のような旅程を示させていただきました。

f:id:morikuma_8010:20190627235544j:plainその際、この旅程の中で利用されているエコノミーのクラスMが非常にSFC修行に有効であるという話をさせていただきました。

ですが、それに合わせて、往復路どちらかしかクラスMを選択することができないということもお伝えしました。

ここで、この旅程において以下のように復路をシカゴ経由にすることによって、往復どちらもクラスMを選択できるようになっていました。

(この日だけでなく、ほとんどの日で同じ状況がみられました。)

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乗継便利用時のPP計算

それでは、このような乗継便を利用した場合に、PP計算がどのようになるのかということを考えていきたいと思います。

この旅程においては、ニューヨーク(LGA)=シカゴ(ORD)間はスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空とのコードシェア便となっているため、PP加算の対象となります。

復習すると、PPは以下のような計算で算出されます。

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このうちのマイル積算率を見てみると、ユナイテッド航空運航便の場合、以下のようになっており、

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エコノミーのクラスMでは積算率が100%となっています。

また、国際線のスターアライアンスメンバーの航空会社に搭乗した際の搭乗ポイントは以下のようになっています。

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エコノミーのクラスMは積算率100%以上に当てはまるので、搭乗ポイントが400ポイント付与されます。

ここで、LGA=ORDの基本区間マイレージは733マイルとなっているため、この区間に搭乗して獲得できるPPは、1133PPとなります。

 

PP単価の比較

先ほど示した2つの旅程のうち、直行便利用の前者は、以前も示したように、
獲得できるPPは、

KUL→TYO(M):5407PP

TYO→JFK(M):7123PP

JFK→TYO(H):4706PP

TYO→KUL(H):3504PP

合計:20740PP

PP単価:9.72円

となります。

それでは、後者の乗継便を利用した場合はどのようになるのかを見ていきたいと思います。

獲得できるPPは、

KUL→TYO(M):5407PP

TYO→JFK(M):7123PP

LGA→ORD(M):1133PP

ORD→TYO(M):6683PP

TYO→KUL(M):5407PP

合計:25753PP

PP単価:8.08円

となります。

往復クラスMが利用できることに加え、搭乗ポイント分が加算されるので、PP単価はほぼ8円という素晴らしい数字となりました。

 

乗継便利用でPP稼ぎ+PP単価ダウンの2重得

ここからは、ストップオーバーを加えた旅程で考えていきたいと思います。

まずこちらは、以前示した直行便利用の旅程例です。

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続いて、こちらが乗継便利用の旅程例になります。

比較しやすいように、往復路どちらも乗継便を選択してみました。

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この2つを比べてみればわかるように、直行便利用と乗継便利用の金額はほぼ差がありません。

それでは、ここで、それぞれのPP単価を算出していきたいと思います。

①直行便利用の場合

獲得できるPPは、

KUL↔TYO(M):5407×2=10814PP

TYO↔JFK(M):7123×2=14246PP

合計:25060PP

PP単価:8.77円

②乗継便利用の場合

獲得できるPPは、

KUL↔TYO(M):5407×2=10814PP

TYO↔ORD(M):6683×2=13366PP

ORD↔LGA(M):1133×2=2266PP

合計:26466PP

PP単価:8.33円

これより、乗継便利用によって、PPを多く稼げることに加え、PP単価も安くすることができることが示されました。

修行の負担は大きくなりますが、その分メリットもあるので、検討価値はあるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、SFC修行におけるエコノミーのクラスMの乗継便利用の利用価値について考えてみました。

乗継の手間や時間のロスといった点はデメリットとなりますが、PPを多く稼ぐことができ、PP単価も安くできることもあるので、検討の余地はあるのではないかと思います。

もちろん、PPの調整や負担面も考えて、片道だけ乗継便利用といったカスタマイズも可能となっているので、ぜひみてくださいね。

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