みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
杜くまは陸マイラーになってから、何枚かのクレジットカードを必要に応じて発行してきました。
ですが、最近になってふと疑問に思ってきたことがあります。
「学生ってクレジットカードを何枚くらいまで持てるのか」という点です。
今回は、この点について考えていきたいと思います。
明確に「○枚まで」と定められているわけではない
まずはじめに押さえておきたいことは、常識かもしれませんが、明確に○枚までという基準やルールが定められているわけではないということです。
とはいえ、一般的な会社員などに比べると、学生というのはアルバイトをしていたとしても、年収も少なく社会的地位も低いので、もちろん発行がされづらくなっています。
クレジットカード=借金という意識
それは、クレジットカードが後払いというシステムを取っており、カードを発行する会社との信頼関係の元で成り立っているということを考えると、当たり前のことですよね。
誰しもが本当に信頼できる友人に対してでないとお金を貸したりしませんよね。ましてや月に数十万円もの高いお金となったら尚更のことでしょう。
そのため、クレジットカードを軽い気持ちで利用するのは禁物であり、一時的にカード会社に借金をしているという意識を強く持って計画的に利用することが大切になります。
カードブランドとイシュア数と与信枠
それでは、ここからはクレジットカードの基本知識を解説していきたいと思います。
ここでは、カードブランド・イシュア数・与信枠の3点について取り上げていきたいと考えています。
カードブランドとは
まず1点目は、カードブランドについてです。
これについては何となくわかる方が多いのではないでしょうか。
カードブランドとは、コンビニでいうところのセブンイレブン・ファミマ・ローソンのような最も大きな分類のようなものです。
その例がVISAやマスター、JCBなどになりますが、知っている方も多いことでしょう。他にも、アメリカンエキスプレスやダイナースクラブを含めて5大国際ブランドとも言われています。
イシュア数とは
2点目は、イシュア数についてです。
これは、カードブランドよりもなじみが薄いのではないでしょうか。
ですが、クレジットカードを発行する際にはこのイシュアが最も重要な点になるので、しっかりと押さえておくようにしましょう。
イシュアは、実際にカードを発行するカード会社のことを指しており、実際に私たちが契約をしている相手になりますね。
例えば、同じVISAカードでも、ANA VISAカードのイシュアは三井住友カードであり、楽天VISAカードのイシュアは楽天カード、同じアメリカンエキスプレスカードでもスカイトラベラーカードのイシュアはアメリカンエキスプレスカードであり、ウォルマートセゾンカードのイシュアはセゾンカードといった形になっています。
このことから、イシュア数というのは、いくつのカード会社と契約をしているかという指標になります。
つまり、例えば、ANA VISA Suicaカード、ANA VISA nimocaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードといった当ブログでも死蔵カードとしておすすめしているカードをすべて発行したとしても、発行枚数は3枚ですが、3枚ともイシュアは三井住友カードであるため、イシュア数は1となります。
与信枠とは
最後は、与信枠についてです。
与信枠については、簡単に言えば、カード会社(イシュア)からどの程度信頼されているかということを表しています。
そして、利用限度額という形で数値化され、その信頼度が直接的に示されます。
この与信枠に関しては、年収や利用実績によって変化するので、継続的にカードを利用し、育てていくことが重要になりますね。
カードを多く発行する場合には
それでは、基本知識はこのあたりにしておいて、最初のトピックに戻りたいと思います。
学生がクレジットカードを発行する場合、学生だから何枚までしか発行できないというルールがあるわけではない一方で社会的身分が低いので、発行がしづらいということをお話しさせていただきました。
ここで、先ほど解説した基本知識を踏まえて考えると、発行枚数というよりもイシュア数を意識することが重要ということがわかるでしょうか。
すでに保有しているカードと同じイシュアのカードを発行する場合には、発行枚数は増える一方でイシュア数は増えず、与信枠も増えないことが多いです。
つまり、新たなイシュアのカードを発行するよりも、発行がされやすい傾向にあります。
もし、新たなイシュアのカードを発行する場合には、別のイシュアの与信枠を利用限度額の減額という形で減らしておくことで、発行確率が上がることがあります。
ちなみに、杜くま自身も10枚ほどのカードを持っていますが、スカイトラベラーカードを除くすべてのカードについては、利用限度額はすべて最低金額の10万円に減額して設定しています。
このように、利用限度額の減額で与信枠を空けるといったことも重要かもしれません。
まとめ
今回は、学生がクレジットカードを何枚まで持てるのかということを取り上げさせていただきました。
明確に何枚までと決まっているわけではありませんが、学生は社会的身分も低いため、発行されづらいのは仕方ありません。
ここで、利用限度額の減額などの手続きにより、新たなカードの発行がされやすくなるかもしれないので、イシュア数や与信枠といった基本知識をしっかりと付けることが大切かと思います。