みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
先日まで、2019年冬ダイヤのPP単価一覧を何度かにわたり公開してきましたが、9月に入り、杜くまの元に衝撃のニュースが飛び込んできました。
それは・・・・・・
SFC修行の王道ルートであるKUL発券のプレエコEクラスの値上げです。
今回はこの点を取り上げていきたいと思います。
SFC修行の王道ルートであったKUL発券
SFC修行を行う方の中で、国際線を絡ませて修行を行う方は、ほとんどがKUL発券を考えるのではないでしょうか。
KUL発券に関しては、以下の記事で詳しく解説していますが、
SFC修行の王道ルートともいえるべき存在となっています。
このKUL発券がSFC修行に利用されるのは、マイル積算率100%のプレエコEクラスのチケットを格安で購入でき、PP単価も6円台ということが理由となっていました。
9月からプレエコEクラスが値上げ
そんなKUL発券のプレエコEクラスですが、2019年9月に入り、一斉に値上がりが行われてしまいました。
以下は、以前の記事の中で利用させていただいた旅程例となっています。
クラスEのプレエコを利用したKUL発券の場合、
獲得できるPPは、
国際線区間:10814PP
日本国内区間:3936PP
合計:14750PP
となっており、
往復101300円なので、PP単価は6.87円というすばらしい数字をたたき出していました。
それが、今年の9月に入ってから検索しなおしてみると、
プレエコEクラスの最安値の日を選んでも、先ほどの例と同じ便を選択した場合、往復117000円となっていました。
以前検索した際より、サーチャージも高く設定されているため、一概に比較できるとは言えないかもしれませんが、それでも運賃部分に関しても1万円以上の値上がりが行われています。
この場合、PP単価は7.93円とそれでもまだ低い水準ではありますが、改悪されてしまった感は否めません。
また、日本からマレーシアに行く行程も考えたKULタッチという観点から見ると、以前まではPP単価8円台で行えていたものが、この値上げにより、PP単価約9.5円となってしまいます。
これでは、高くはないけど・・・
という感じになってしまいましたよね。コスト重視なら国内線のみでという考えになる方もいるでしょう。
値上がりのワケは
では、なぜ値上がりが行われたのかということを考えていきましょう。
まず1つとして考えられるのは、修行憎封じでしょう。
以下の記事でも取り上げていますが、
SFC修行憎は年々増加してい(ると予想され)る中で、航空会社の立場からしてみれば、SFC会員をあまり増加させるわけにはいきません。
なぜなら、SFC会員は一応上級会員となっており、それなりのサービスを提供しないといけないという面倒な分類になっているためです。
そのため、ここ数年でも、ISGタッチ封じ、プレミアムクラス値上げ、SINタッチ封じ、プレエコNクラス新設など数えきれないほどの改悪を繰り返してきています。
それに引き続いて、KULタッチが有名になってきたことで、KULタッチ封じへと動き出してきているのでしょう。
今後、さらなる値上げがされる可能性も考えられます。
また、実は、マレーシアでは、9月から出国税が導入され、エコノミークラス(プレエコ含む)を利用する方は、約500円がかかるようになりました。
そのため、これに便乗して運賃を上げてきたような形になっていると読むことも可能です。
ANAさん、策士ですね(笑)
まとめ
今回は、SFC修行に多く利用されるKUL発券のプレエコEクラスの値上がりが行われたということについてお話しさせていただきました。
PP単価を見てみても1円以上の値上がり、KULタッチのPP単価は約9.5円と、改悪されてしまったことは間違いがありません。
実は、杜くまも2020年のSFC修行をKUL発券を利用して行おうと計画を立てていたのですが、日程を決めかねており、8月中の購入を渋ってしまっていました。
そんな中、10月以降に燃油サーチャージが下がったら買えばいいかなと安易な気持ちで迎えてしまった9月に入って早々、衝撃のこのニュースが飛び込んできてしまいました。
正直言うと、杜くまも計画していた費用で収まらなくなり、大打撃です。
8月中に購入していた方、本当にうらやましいです。
今回の経験で、日々改悪は進んでいくものだということを実感し、決断を素早くすることの重要性を実感しました。
みなさんも、今回の杜くまのようにならないように、今後の改悪の前に行動を行うようにしていきましょう。