飛行機

日本初!ANAが導入するB787-10型機を紹介

みなさん、おはこんにちばんは!!

杜くまです。

今回は、ANAが4月26日に日系航空会社で初めて導入するB787-10型機について紹介していきたいと思います。

B787-10型機とはどんな飛行機か

B787シリーズの超長胴型の機体

B787型機といえば、既にB787-8型機B787-9型機が国内線・国際線の両方で活躍していますよね。これらはB787-10型機を含めて、B787シリーズの飛行機となっています。

違いは飛行機の全長であり、標準型のB787-8型機が56.7m、長胴型のB787-9型機が62.8m、そして今回取り上げる超長胴型のB787-10型機が68.3mとなっています。

以下の写真は、ANAが世界で初めて運航を始めたB787-8型機になります。

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こちらは随分とずんぐりむっくりしていますが、記事の冒頭に貼りつけたすらっとしたB787-10型機と見比べてみると、一目瞭然ですよね。

 

ANAは東南アジア路線に導入

ANAはこのB787-10型機は発注時は国内線用と発表していましたが、訪日需要が旺盛な東南アジア路線の増強用に変更し、4月26日から成田=シンガポール便で運航を開始させます。また、7月1日からは成田=バンコク便でも投入させる予定となっています。

 

ANAのB787-10型機のポイント

シート編

ANAのB787-10型機の座席数は294席(ビジネス38席、プレエコ21席、エコノミー235席)となっています。

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これは、これまで最大であったB777-300ER型機の264席を上回っています。

ビジネスクラス

ビジネスクラスは、A380型機に導入するシートと同じものを、全席が通路にアクセスできる1-2-1席のスタッガード配列で導入します。

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プレミアムエコノミー

プレミアムエコノミーはA380型機に導入するのと同じシートを2-3-2配列で導入します。シートピッチは38インチとなっています。

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エコノミークラス

エコノミークラスには、最新の薄型シートを3-3-3配列で導入します。シートピッチは34インチとなっています。B787型機は2-4-2の8アブレストが基本となっていますが、この配列で運航しているのはJALのみとなっており、その他の航空会社ではANAと同様に3-3-3の9アブレストで運航しています。

個人的には、2-4-2の8アブレストの方が、ペアで座りやすいなどメリットが大きいかと思いますが、提供座席数が少なくなってしまうため、航空会社から側から見るとデメリットになってしまうのですかね・・・

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機内設備編

全クラスに電源コンセントと充電用USB端子が設けられています。

特に、プレミアムエコノミーとエコノミーについては、それぞれ15.6インチ、13.3インチのタッチパネルのシートモニターが付いており、これらは両クラスに付くモニターとしては世界最大であるそうです。

他にも、最新機材ということで快適な設備が用意されていますが、個別に説明をすると長くなってしまうので、ANAのホームページを参照してください。

B787-10型機の追加発注はあるのか考える

ここまでの内容だけでは普通のニュース記事と同じになってしまい、おもしろい点がないので、ここからはB787-10型機の追加発注があるのかという観点で杜くま流の見解を示していきたいと思います。

ANAはB787-10型機を合わせて3機をすべて国際線に導入することになっています。今現在はたった3機のみの導入予定で、2020年までに、3機目までを受領予定になっています。

杜くまは、B787-10型機の追加受注は十分考えられると考えています。特に、国内線向けのB777-200(ER)型機やB777-300型機の後継機として導入することがあるのではないかと考えます。

ANAでは現在、国際線のB777-300ER型機の後継機としてB777-9型機を発注しています。これにより、使われなくなったB777-300ER型機は順次国内線用のB777-300型機の置き換えもしくは退役となっていくと思われます。

また、国内線、国際線ともにB767-300(ER)型機の後継機としては、A321型機やB787-8型機を需要に合わせて投入していけばよいと思われます。

ここで、国内線のB777-200(ER)型機の後継機は未定となっています。この機材は、国際線用を国内線用に置き換えているため、機齢も高くなっています。全長をみると、B787-9型機とB787-10型機の中間に位置しており、B787-10型機との置き換えは十分考えられると思います。

さらに、先ほど国内線のB777-300型機は国際線機材が置き換えられるのではと述べましたが、全てのB777-9型機の導入までは時間がかかることを考えると、機齢も高くなっていくので、このB777-300型機との置き換えも考えられるのではないかと思います。

個人的には、国内線にB777-200(ER)型機の後継機として、B787-10型機を2-4-2の8アブレストで導入してほしいかなと思います。 おそらく導入されるとしたら9アブレストなのでありえない話だとは思うのですが、あくまで杜くまの欲望です(笑)

 

まとめ

今回は、ANAが就航を開始するB787-10型機について紹介させていただきました。

最新機材ということだけあり、シートや機内設備には最新なものが多く使われており、一度は乗ってみたいですね。

また、B787-10型機の追加発注について杜くまなりの見解を示させていただきました。

今後の動向にも注目ですね。

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