みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
2020年2月7日から、ANAの国内線の割引運賃であるANA VALUEとANA SUPER VALUEの発売方式が変わることが発表されました。
今回はこの点について深掘りしていきたいと思います。
ANA VALUE・ANA SUPER VALUEの発売は年2回であった
これまでは、ANA VALUE・ANA SUPER VALUEの発売は、年2回に分けて、夏ダイヤ期間、冬ダイヤ期間が一斉に発売開始されていました。
その年2回の発売スケジュールは、夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)が1月下旬、冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日)が8月下旬でした。
そして、SFC修行をする方は、この発売開始に合わせて予約を始めていたことでしょう。
去年からANA SUPER VALUE EARLYが発売されていた
今回、このANA VALUE・ANA SUPER VALUEの発売方式が変更されることを紹介していきますが、昨年から、ANAマイレージクラブ会員限定でこれよりも早くから予約できる運賃が発売されていました。
それが、以下の記事で紹介しているANA SUPER VALUE EARLYです。
ANA SUPER VALUE EARLYでは、355日前からの予約が可能となり、また、リンク記事でも解説しているように値下がりされたため、先の期間のSFC修行の国内区間の計画が立てやすくなりました。
ANA VALUE・ANA SUPER VALUEが355日前から予約可能に
このような背景がありますが、今回の変更では、2月7日から、ANA VALUE・ANA SUPER VALUEが355日前から予約可能になります。
ANA SUPER VALUE PREMIUMやANA VALUE TRANSITなどの運賃は従来通りとなっています。
簡単にまとめると、ANA SUPER VALUE EARLYをANAマイレージクラブ会員以外の方にも拡張したような形で、ANA VALUEやANA SUPER VALUEとして発売するような形となりますね。
この背景としては、先ほどのリンク記事でも取り上げているANA SUPER VALUE EARLYの値下がりがあるかと考えられます。
ANA SUPER VALUE EARLYは発売当初、ANA SUPER VALUEよりも高額に設定されていましたが、JALのウルトラ先得(330日前から予約可能)の発売開始と強気な価格設定により?(杜くまの見解)、値下がりが行われました。
それにより、ANA SUPER VALUEと同額に近い価格で発売されるようになり、早くから予約したい人からANA SUPER VALUE EARLYで収益を上げようと考えていたプランが崩れてしまったでしょう。
そのため、ANA SUPER VALUE EARLYの価値がなくなり、JALとの競合のためにANAマイレージクラブ会員以外の方も購入できるようにANA VALUE・ANA SUPER VALUEの発売方式変更という形で対応したと考えられます。
SFC修行への影響は!?
では、この変更がSFC修行に与える影響はどのようなものがあるのでしょうか。
まず、ANA SUPER VALUEが355日前から予約可能になった際の価格設定は、現在のANA SUPER VALUE EARLYと同額になるのではないかと予想されます。
それを考えると、SFC修行の王道ともいえる羽田=那覇路線は7・8月の繁忙期の土日でも最安¥9210とANA SUPER VALUE 75と同額で発売されており、PP単価の面での悪化はあまり考えられないかと思います。
ですが、早くから発売開始されることになるため、早くから計画を立てて予約を済ませてしまわないと、特に人気路線は値上がり・満席が早くから発生する恐れがあります。
そのため、スケジュール立てと航空券購入をこれまでよりも早く行うことは必須となるでしょう。
まとめ
今回は、ANA VALUE・ANA SUPER VALUEが355日前から予約可能となることを取り上げさせていただきました。
これまでは355日前から予約できるのはANAマイレージクラブ会員限定のANA SUPER VALUE EARLYがありましたが、今後(2/7以降)はすべての方が355日前から国内線の航空券を購入できるようになります。
この変更がSFC修行僧に与える影響ですが、杜くまの見解ではPP単価の面の悪化はあまり危惧しなくていいのかなと思います。ですが、早くから予約可能になるため、人気路線・繁忙期の修行を計画している方は、早めにスケジュールを立て、購入を進めていくことが重要となってくるでしょう。2月7日の発売開始以降、どのように価格が設定されていくのかを注視していきましょうね。