みなさん、おはこんにちばんは!
杜くまです。
今月はANA陸マイラーの中でも使用している人が多いであろうANA VISAワイドゴールドカードとセゾンパールアメックスという2つのクレジットカードの改悪が発表されました。
今回はこの2つのクレジットカードの改悪内容についてまとめました。
ANA VISAワイドゴールドカードの改悪
まずは、ANA VISAワイドゴールドカードについてです。
このカードは、ANAマイル還元率が最大1.3%となるANA陸マイラーにおすすめしているカードでした。
このカードについて複数の改悪が発表されました。
①還元率が1.3%→1%に低下
まず、大きな点としては還元率が1.3%→1%に低下するという点があります。
一気に還元率の面で優位性のない普通のカードになってしまいますね。
これまでは、通常1%の還元率に加え、マイ・ペイすリボによるリボ払い手数料を1円でも払うことで、還元率が+0.3%となっていました。
しかし、8月の請求を最後にこのボーナスポイントの制度が終了します。
マイ・ペイすリボご利用時の特典改定
従来、「リボ手数料」が含まれる月のご請求には、通常ポイントに加え、ご利用金額200円(税込)あたり0.5%のポイントを還元しておりましたが、2022年8月10日(水)のご請求を以て終了し、新サービスに改定いたします。
正直この変更は大きな打撃です(笑)
還元率1%ということでSFCユーザー以外に関してはVISAブランドを持ち続ける利点は少なくなったかなという印象です。
+3000円ほど払うことで還元率1%&マイル有効期限なしとなるANA AMEXも持てるので、個人的にはこちらの方が今後はおすすめになりますね。
②WEB明細利用時の年会費割引が廃止
また、WEB明細利用時の年会費割引も廃止されます。
このANA VISAワイドゴールドカードは通常年会費が¥14000+税でしたが、WEB明細書サービスの利用&マイ・ペイすリボに申し込み+年1回以上のリボ払い手数料支払いで年会費が¥9500+税となり、10マイル移行手数料を考慮したトータルコストを考えると、お得に持てるゴールドカードという特徴がありました。
この年会費割引のうち、WEB明細利用による分は¥1000+税だったので維持費がこれまでに比べ1100円高くなりますね。
WEB明細ご利用時の年会費割引廃止
従来、WEB明細をご利用いただき一定条件を満たした方に、年会費からゴールドカード※1は1,100円(税込)、プラチナカードを除くその他カード※2は550円(税込)を割引しておりましたが、2022年10月10日(月)以降、該当割引を廃止します。
③カード付帯の海外・国内旅行傷害保険が利用付帯に
ここまでの2つでも十分ダメージが大きいのですが、さらにカード付帯の海外・国内旅行傷害保険が2022年10月以降、自動付帯→利用付帯に変更されます。
コロナ禍により利用付帯に変更になったカード会社はいくつかあるのですが、三井住友カードも追随してきたなという印象です。
旅行を多くする自分にとってはかなりのマイナスです。
今後はカード付帯の保険を利用したいという方は、海外旅行に行く際に少額でもいいので、国内の交通機関に支払いを行う際にこのカードを利用するようにしましょう。
④情報誌「VISA」「MY LOUNGE」年間定期購読料の無料サービス終了
最後は、個人的にはこれまでもあまり読んだことはないので大きな点ではないのですが、情報誌「VISA」「MY LOUNGE」年間定期購読料の無料サービスが終了します。
2022年10月送付分をもって終了となるようです。なお、希望の場合は年間¥1980(税込)で購読を継続できるようですが、自分はやらないです(笑)
セゾンパールAMEXの改悪
続いて、セゾンパールAMEXの改悪内容についてみていきます。
このカードは、QUICPay利用でANAマイル還元率が2.1%となるという大きな強みがありました。
しかし、この高還元も2022年7月をもって終焉の時を迎えるようです。
2022年8月~:ANAマイル還元率1.4%
2022年8月より、これまではQUICPay利用でポイント3%還元だったものが2%還元に変更されます。したがって、ANAマイル還元率も2×0.7=1.4%となります。
低くなったとはいえ、三井住友カードNLのセブン・ファミマ・ローソン・マック利用時の3%還元に次ぐ1.4%還元ということでまだまだ主力級の還元率は維持されていますね。
2022年11月~:さらなる低下か?
しかし、このANAマイル還元率1.4%も2022年10月で終了することが予想されています。
セゾンパールAMEXのwebサイトの切り抜きを上に貼り付けてありますが、このポイント2%還元は2022年8月~10月と記載があります。
その後に関しては、以下のように記載があります。
2022年11月1日(火)以降の還元率は別途ご案内いたします。
間違いなく還元率が高くなるということはないと考えられるので、さらに還元率が下がる可能性が高いと思われます。
この点に関しては続報が届き次第追記予定です。
~追記~
2022年以降の実質的な還元率低下はありませんでした。引き続きANAマイル還元率1.4%で利用可能です。
ただし、利用金額が年間合計30万円(税込)に達する引落月までがこの還元率の対象となりました。
1か月あたり2.5万円ということであまり超える方はいないかと思いますが、念のため利用額をチェックして使うようにするのをお勧めします。
まとめ
今回は、ANA陸マイラーの中でも使用している方が多いと思われる2枚のクレジットカードの改悪について取り上げさせていただきました。
ANA VISAワイドゴールドカードに続き、セゾンパールアメックスというANA陸マイラーにとって生命線ともいえるクレジットカードの還元率低下が一気に来てしまったのは残念ですね。
陸マイラーにとってここ数年は改悪続きでつらい状況ですが、利用者が増えればサービスが低下するのは仕方がないことだと思っています。
そのため、今後も陸マイラーはお得な情報があったら即行動が基本になりますので、杜くまとともにアンテナを張り巡らしながら生活していきましょうね(笑)