みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
今日は、陸マイラーと全く関係のない投稿になります。
主に学生に向けて、選挙の投票を呼びかける記事になっています。
若者の投票率が低い現状には納得
選挙当日のテレビのニュースを見ていると、街頭で選挙に行ったかどうかのインタビューが放送されます。
その中で、必ずといっていいほど放送されるのが、渋谷等の若者の街で、若者にインタビューをし、「選挙が今日ってことをそもそも知らなかった」という回答を受けている場面です。
それとともにニュースの中で取り上げられるのが、若者の投票率が非常に低いという点です。
実際に、以下のグラフをご覧ください。
これを見ると、若者、特に20代の投票率が非常に低く推移していることがわかります。
ですが、杜くまはこの現実は、正直言って当たり前のことではないかと納得します。
先のグラフより、10代の投票率は20代を上回っていますが、これは選挙権を持つ18歳、19歳が高校生、または卒業してすぐということで、高校の現社や政経などで選挙についても詳しく勉強していて意識が高いという点が理由として考えられます。
問題は、そんな高い意識が薄くなってくる20代の投票率の低さです。多くの方は選挙になんか行っても意味がないから、政治に興味がないからといった理由で行かないのだろうと思います。
そりゃそうですよね、毎日選挙のニュースで取り上げられるのが、社会保障などいかにも若者には関係がない(わけではないんですが、興味のわかない)ような話題ばかりですもんね。
若者が選挙に行く意味がないと思ったり、政治に興味が持てなかったりする理由の一つに、こういったことが根底にあると考えられます。
ですが、それもしょうがないことなんですよ。
なぜなら、
若者の投票率が低い → 選挙の政策の柱は投票率の高い高齢者向け → 若者が興味を持てない → 若者の投票率が低い → ・・・
と言ってみれば、負のスパイラルに陥っているようなものだからです。
若者に直接関係がありそうな政策を知るためには、自分でそれぞれの政党のマニフェストを調べなければなりません。
ですが、多くの方がそんな主体的な行動をとることがないため、投票率が低く推移しているのでしょう。
以上のことから、この現状に納得がいく自分がいます。
負のスパイラルからの脱却へ
とはいえ、若者、特に私と同じ学生の皆さん、悔しくありませんか。
政治家たちは、若者をどうせ投票に来ないからといって軽視しているようなものですよ。
負のスパイラルからの脱却をするために、一人一人が意識を高め、政治家たちを見返してやりたいと個人的には思っています。
インターネット上のツールを活用しよう
そのためには、選挙に行くことが重要になりますが、何も情報がなければ行っても困ってしまい、時間の無駄になってしまうことでしょう。
情報を得る方法として、ありがたいことに、選挙に関するサイトも多く存在しています。
これらのサイトでは、政党のマニフェストを比較することができるので、自分がどの政党と考えが近いのかを調べることができます。
そんなのめんどくさいという方には、yahooの政党との相性診断をおすすめします。
10問の設問に答えるだけで、どの政党に考えが近いのかを知ることができます。
スマホでマンガやツイートを見ている大学の講義中(ちゃんと講義は聞きましょう)や通学中の本当に少しの時間でいいんです。
そのちょっとした時間を、選挙に対する自分の考えを作る時間にしてみませんか。
住民票を移していない学生は不在者投票を活用
杜くまが考える若者の投票率が低いもう1つのワケ
上で、多くの若者は選挙になんか行っても意味がないから、政治に興味がないからといった理由で選挙に行かないと言いましたが、理由はそれだけでないと思います。
友人と以前、大学で選挙について雑談をした際、友人から「政治に興味がないわけではないんだけど、住民票を移してないから投票いけないんだよね。」と言われました。
このように思っている方も多いのではないでしょうか。
いざ選挙に行くとなった場合、住民票の住所(選挙人名簿に記載の住所)に投票所入場整理券が届き、それをもって指定の投票所に行くことになります。
住民票を移していない学生がわざわざ実家に投票しに帰るわけにもいかないと思うので、20代の投票率の低さにはこういった要因もあるのではないかと思います。
しかし、不在者投票という制度を利用することで、今住んでいる地域でも投票が可能です。
杜くまも、選挙の時にはいつもこの不在者投票を利用しています。
不在者投票の流れ
まず、ブラウザで「各自の住民票の住所の区市町村名 不在者投票」と検索してみましょう。
その後、それぞれの区市町村のHPの選挙ページを開くと、「不在者投票宣誓書兼請求書」をダウンロードできるかと思います。
これに記入し、3つ折りの封筒に入れて84円切手を貼り、住民票記載の市区町村の選挙管理委員会に郵送します。
一部の市区町村ではオンライン請求もできるようなので、確かめてみてください。
※個人的には、こういった手続きをオンラインでできるようになると若者の投票率も少しは上がる気がするんですが…。今後の行政のデジタル化に期待です。
数日後、現住所(今住んでいるところ)に投票用紙が届くので、これを持って、住んでいる市区町村の選挙管理委員会を訪れて投票することになります。
不在者投票をできる日時は、基本的に期日前投票と同様に投票日前日までなっていますので、注意してください。
投票日当日は投票することができません。
まとめ
今回は陸マイラーとはまったく関係のないトピックでしたが、学生に選挙への投票を呼びかけさせていただきました。
杜くまは理系ですが、比較的大学の昼休みに友人と政治の話題を話したりと、日本では少数派の人間かもしれません。
だからこそ、同じ立場の学生に広く知ってもらいたい思いを今日はお話しさせていただきました。
現状の負のスパイラルを脱却し、政治家を見返すためにも、みなさんも投票に行きましょう。
住民票を移していない学生も不在者投票制度を利用することで投票できるので、利用してみてはいかがでしょうか。