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学生がマイルを貯めるのにANAとJALのどちらを選ぶべきか?

みなさん、おはこんにちばんは!!

杜くまです。

学生は夏休みや春休みの期間が長いため、旅行に行くという方も多いのではないでしょうか。

飛行機を使って旅行をするという学生は、マイルを貯めていますか。

もしマイルを貯めていないという人がいるならば、非常にもったいないことですよ。

今回はそのあたりを中心に、学生がマイルを貯めるならANAとJALのどちらを選ぶべきかということを解説していきたいと思います。

飛行機に乗ってマイルを貯めないのはもったいない

大学生の方は、春休み・夏休みが長い学校では2か月ずつあり、長い休みを使って旅行に行くという方も多いかと思います。

飛行機を使って遠くへ、あるいは海外へ旅行へ行くという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

その際、運賃の安いLCCを利用するという方もいるかもしれませんが、初めて海外に行くなどの不安要素があったりする場合には、ANAJALといった従来の航空会社(FSC(フルサービスキャリア))を利用するという方もいるかと思います。

FSCには、それぞれ独自のマイレージシステムがあり、例えば、ANAには「ANAマイレージクラブ」JALには「JALマイレージバンク」というシステムがあります。

ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドというグループにそれぞれ加盟しており、それらに加盟している航空会社を利用した場合にも、ANA、JALのマイルを貯めることができます。

以下に、スターアライアンスとワンワールドに加盟している航空会社一覧を示していますが、空港等で目にしたことのある航空会社もあるのではないでしょうか。

f:id:morikuma_8010:20190908131940j:plainスターアライアンス加盟航空会社一覧
f:id:morikuma_8010:20190908131954j:plainワンワールド加盟航空会社一覧

他にも、ANAやJALには提携航空会社というものがあり、その航空会社を利用した場合にもマイルを貯めることができますが、このあたりの話は長くなるので割愛させていただきます。

獲得したマイルは、特典航空券に交換して旅行したり、航空券購入時の支払いに利用したりすることができます。

少なくとも、ANAかJALのどちらかのマイルを貯めていれば、多くの方面に行く路線をカバーできるので、はじめにマイルを貯めるとなった際には、ANAかJALのどちらかを選んでおけばよいでしょう。

 

ANAとJALの違いはあるのか

それでは、日本の2大航空会社ともいえるANAとJALのマイルについて、違いはあるのかということを含めながら選び方について解説していきたいと思います。

実は、世の中には、「青組」「赤組」という言葉があります。

ANAのイメージカラーは青色、JALのイメージカラーは赤色となっているように、これらは、それぞれANA派の人JAL派の人を指す言葉となっています。

みなさんは、青組の仲間入りをするのでしょうか、それとも赤組の仲間入りをするのでしょうか、はたまた両方のマイルを分け隔てなく貯めていく紫組の仲間入りをするのでしょうか。

ここからは、選び方についてみていきたいと思います。

好き嫌いで選ぶ

まず1つ目としては、こういった選び方でもいいのではないかと思います。好き嫌いで選ぶという方法です。

「前に乗ったときにCAさんが優しかったから」、「こっちの方が飛行機のデザインが好き」などといった単純な理由でよいのではないかと思います。

杜くまはANAのマイルをメインで貯めていますが、なぜANAのマイルを貯めるようになったかというと、陸マイラーとしてマイルを貯めやすいというのがもちろん1つの理由ではあります。

このあたりの陸マイラーの話は以下の記事をご覧ください。

「陸」でマイルを貯める方法を大公開 年間20万マイルを貯めるANA陸マイラーの正体飛行機に乗らずに大量のマイルを獲得する方法を解説しています。ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換することによってANAマイルを貯めるANA陸マイラーになると、年間20万マイル以上を貯めることも可能です。...

ですが、そんな理由以前に、杜くまは、幼少期に乗り物酔いが激しく、海外旅行に行けるのは楽しみだったものの、飛行機に乗るのが本当に憂鬱でした。

そんな中、ANA(エアージャパン)のCAさんが寄り添ってくれたおかげで、その不安は消え、いつしか機内食までもを楽しめるようになりました。

こんな経験から、杜くまは単純に「ANAが好きだから」という理由でANAマイルを貯めています。

このように、どちらの方が好きといったイメージで選ぶことも最初のきっかけとしてはいいのではないかと個人的には思います。

 

マイルの貯まりやすさで選ぶ

2つ目は、現実的な選び方になります。マイルの貯まりやすさで選ぶという方法です。

マイルを貯めると決めた際には、マイレージカードを作ることになります。

もちろん普通のマイレージカードもありますが、大学生や専門学生などの学生の方は、それぞれの航空会社が「学生向けカード」というクレジットカードを用意しているので、これに申し込み、普段使いすることをおすすめします。

ANAとJALでは、この学生向けカードのサービス内容に違いがあるため、この点で選ぶということも選択肢の一つとなります。

それでは、ANAとJALの学生向けカードのサービス内容についてみていきましょう。

ANAの学生向けカード「ANAカード〈学生用〉」について

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ANA学生カードに関しては、JCB、VISA、マスターブランドのそれぞれがありますが、以下の記事で解説しているようにマイル交換手数料が唯一無料となっているため、

ANA学生カードの選び方 1つ選ぶならブランドはJCBに限る!!そのワケとは?ANA学生カードの選び方を解説!!ANA学生カードを1枚選ぶなら、マイル移行手数料が無料なJCBブランドがおすすめになります。しかし、年会費が無料でボーナスマイルを獲得できることを考えると、3ブランドすべてを発行することも1つの手でしょう。...

今回は、JCBブランドを比較対象にしたいと思います。

基本的なスペックは以下のようになっていますが、

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年会費は、在学期間中無料であり、ボーナスマイルに関しては、入会時・毎年の継続時に1000マイルずつもらえます。

また、搭乗時には、フライトマイル×10%のボーナスマイルが付与されるほか、プレミアムポイント達成時のボーナスがあり、卒業後の一般カードへの切替時には、2000マイル獲得できます。

カード利用時の還元率は、一般的な1%となっています。

他には、25歳以下のみが利用できる運賃である「スマートU25」を利用した場合のマイル積算率が100%となり、カード付帯保険は自動付帯という特徴があります。

 

JALの学生向けカード「JALカード navi」について

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JALカード naviに関しては、JCB、VISA、マスターブランドのそれぞれがありますが、基本的にブランドによる違いはないといっていいでしょう。

そのため、初めてクレジットカードを作るという場合は、以下の記事を参考にしていただき、

学生はクレジットカードを何枚まで持てるのか?与信枠やイシュア数などの基本知識を解説学生が何枚までクレジットカードを発行できるのかという明確な限度はありません。しかし、クレジットカードは借金であるという認識を持つと、発行枚数だけでなく、イシュア数や与信枠が発行の可否の判断基準となってきます。そのため、新たに発行する場合には、与信枠の設定を見直すなどが重要になってきます。...

VISAブランドを選べば無難かと思います。

年会費は、在学期間中無料であり、ボーナスマイルに関しては、入会特典の2000マイルに加え、搭乗することで以下のそれぞれが付与されます。

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また、JALカード naviは、ツアープレミアムに無料で登録でき、割引運賃で搭乗した場合にもボーナスマイルが付与され、区間マイルの100%を獲得することができます。

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他にも、ボーナスマイルの制度が充実しており、以下のように、JALカードnaviの利用金額に応じて獲得できる「使ってマイルボーナス」、対象の語学検定に合格すると獲得できる「語学検定ボーナスマイル」の2つがあります。

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ANAに比べ、ボーナスマイル制度が充実していることがわかっていただけるかと思います。

ちなみに、卒業後の普通カードへの切替時に獲得できるボーナスマイルは、ANAと同様の2000マイルとなっています。

カード利用時の還元率は、一般的な1%(特約店での利用は2%)となっています。

25歳以下のみが利用できる運賃である「スカイメイト」を利用した場合のマイル積算率が100%となり、カード付帯保険は自動付帯といった特徴は、ANAと同様になりますね。

最後に、JALカード naviの最大の強みでもある特徴を紹介します。

それは、在学期間中のマイルの有効期限が無期限になり、特典航空券が通常より最大6割引のマイル数で交換できるという点です。

ANAやJALのマイルには、通常、3年間という有効期限があります。

ですが、このJALカード naviを持っていれば、在学期間中はマイルの有効期限が無くなります。

卒業後、JALカード naviの有効期限が切れた後は、その時点で保有しているマイルは、すべてその翌月から36か月後が有効期限となるようです。

つまり、4年制の大学に通う場合、マイルを4年間+3年間=7年間にわたって貯め続けることができるということになります。

ANA学生カードの場合、このようなサービスはないため、非常に大きなポイントとなります。

(ANA学生カードの場合、クレジットカードポイントの有効期限2年間+マイル有効期限3年間=5年間が貯め続けることのできる最大となります。)

さらに、以下のように、特典航空券の必要マイルが減額されており、特典航空券が非常に取りやすくなっています。

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特典航空券を取るためには通常、必要となるマイルを貯めるためにかなりの期間がかかります。

ですが、このように必要マイルが減額される特典があることで、ボーナスマイルの制度も充実しているJALカード naviを保有していれば、特典航空券をとることのできるマイル数に達するのにもそれほど期間を要しないのではないでしょうか。

 

JALの方が学生はマイルが貯めやすい

ここまで、ANA学生カードとJALカード naviのそれぞれのサービス内容を解説させていただきましたが、学生向けカードのサービス面では、JALの方がマイルを貯めやすく、利用もしやすいということが明白となりました。

実際、学生向けカードを保有できる学生という身分の間は、以上のサービス内容を踏まえると、JALの方がマイルを貯めやすくなっています。

ただ、社会人になった場合はこの限りではありません。逆にANAの方がマイルを貯めやすくなる場合もあります。

そのあたりの話はこの記事の中では割愛させていただきますが、以下の2つの記事を読んでいただければわかるかと思います。

「陸」でマイルを貯める方法を大公開 年間20万マイルを貯めるANA陸マイラーの正体飛行機に乗らずに大量のマイルを獲得する方法を解説しています。ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換することによってANAマイルを貯めるANA陸マイラーになると、年間20万マイル以上を貯めることも可能です。...
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とはいえ、JALカード naviの学生向けのサービス内容には目を見張るものがあります。

そのため、どちらか一方を貯めたいけどどっちがいいんだろうと迷っている学生は、JALカード naviを作り、その特典を十二分に享受することがおすすめとなります。

もちろん、両方のカードを作っておいても、損はないかと思います。

なお、JALカード naviを作る場合には、以下のバナーから「モッピー」に登録し、

モッピー!お金がたまるポイントサイト

「モッピー」を経由して申し込みを行うことで、数千円分(タイミングによって上下する)のポイントを獲得できますので、ぜひご利用くださいね。

こちらの「モッピー」というポイントサイトは、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めるために、JALマイラーには(もちろんANAマイラーにも)おすすめとなっているので、この機会に登録だけでもしてみてくださいね。

このモッピーに関しては、以下の記事で詳しく解説していますよ。

青組・赤組マイラーのどちらにもおすすめ!!ポイントサイトのモッピーを解説陸マイラーにおすすめのポイントサイトのモッピーを解説!!モッピーは、高還元であることに加え、キャンペーンが豊富に行われます。特にJALマイラー向けのドリームキャンペーンは最大の強みになっています。...

 

まとめ

今回は、学生がマイルを貯めるのにANAとJALのどちらがよいのかという点を中心に開設させていただきました。

学生がマイルを貯める際に作るであろうANA学生カードとJALカード naviのサービス内容を比較すると、マイル有効期限が無期限になったり、特典航空券の必要マイルの減額があったりといった特典が充実していることを考えると、JALカード naviに分があることは明白になります。

そのため、特にこだわりがないという学生の方は、JALマイルを貯めた方がマイルを貯めやすいということになります。

ただ、社会人になったときのことを考えると、逆にANAマイルの方が貯めやすくなるということがあるため、このあたりの判断は各々に委ねることになりますが、この記事をきっかけにマイルを貯めようと思ってくれる学生の方がいてくれるのであれば幸いです

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